Blender教室

BlenderでHDRIをコントロールする方法

TM
Timothée M.P.
2024年7月12日
読了時間: 約1
BlenderでHDRIをコントロールする方法

Blenderでは、シーンのライティングや背景としてHDRI(High Dynamic Range Imaging)環境を自在にコントロールできます。今回は、HDRIの回転や太陽光の位置を調整する方法を解説します。

https://youtu.be/NrChy9lFxYw

1. BlenderにHDRIを追加する

  1. HDRIを追加する手順:
    • あらかじめPCにHDRI画像をダウンロードしておきます。
    • Blenderのメインウィンドウ上部にある「Shading(シェーディング)」タブに移動します。
    • シェーダーエディターのタイプを「ワールド」に切り替え、環境ノード(背景ノード)を追加します。
    • 「環境テクスチャ(Environment Texture)」ノードを追加してHDRI画像を読み込みます。ノードの出力を「背景」ノードのカラー入力に接続します。

2. HDRIの回転をコントロールする

  1. ノードによるHDRIの回転設定:
    • シェーダーエディターで、HDRIを読み込んでいる「環境テクスチャ」ノードを選択します。
    • 「テクスチャ座標(Texture Coordinate)」ノードと「マッピング(Mapping)」ノードを追加します。
    • 「テクスチャ座標」ノードの「生成(Generated)」出力を、「マッピング」ノードの「ベクトル(Vector)」入力に接続します。
    • 「マッピング」ノードの「ベクトル」出力を、「環境テクスチャ」ノードの「ベクトル(Vector)」入力に接続します。
    • 回転を調整する:
      • 「マッピング」ノードのX、Y、Z軸の「回転」の値を変更することで、シーンの周囲でHDRIを回転させることができます。
      • 「マッピング」ノードの数値は度数(°)で管理されます。数値を直接入力するか、スライダーをドラッグして回転角度を調整してください。

3. 太陽の動きを再現する(サン効果)

  1. 「ライトパス(Light Path)」ノードを追加する:
    • HDRIから太陽光の効果を細かく調整・分離したい場合は、ノード構成に「ライトパス(Light Path)」ノードを追加します。
    • 「サンポジション(Sun Position)」ノードを活用する:
      • 「Sun Position(太陽光の位置)」機能を利用して、シーン内の仮想的な太陽の位置をコントロールします。
      • このノードの出力をHDRIノードの適切な入力に接続することで、屋外光源から差し込むような自然な光と影を細かく調整できます。

4. HDRIの回転をアニメーションさせる(オプション)

  1. 回転のアニメーション設定:
    • HDRIの回転をアニメーションさせるには、「マッピング」ノードの回転値にキーフレームを挿入します。
    • 「マッピング」ノードでアニメーションさせたい回転軸(X、Y、またはZ)のプロパティ上で右クリックし、「キーフレームを挿入(Insert Keyframe)」を選択します(または該当の数値上で[I]キーを押します)。